雪降ってきました。福岡は１０cmも積もると交通が麻痺すると言われています。
ハッキリ言ってヒヤヒヤです。
冬休み終わったってのに、休校になったら
また子供らの昼ごはん作らなきゃいけない！！
こんにちは！福岡市 早良区の眼鏡屋 眼鏡の一心堂です！
つい心の叫びが出てしまいました。
さておき、今日は久しぶりに面白いレンズがあったのでご紹介。
まぁ、タイトル通りですが、強度近視用レンズスリムビューってやつです。
昨今、低価格帯のお店さんでも強度近視用だなんだと謳っていますが、
レンズ単価上げるのに躍起になってるとしか思えない。
本当に強度の方が何を求めているか？それはレンズが薄いのも重要なんですが、それ以外のことも多いんですよね。
それは後ほどご説明するとして、結構驚きでした。しかもネットとかにも何も出てこない。
というか、多分、これがどんな効果があるかわかってない眼鏡屋が多いのかも知れんなと。
で、うちの一番下の弟が結構な強度近視なので、早速試してみることにしました。
まずは丸レンズのまんまの写真です。
−１０.００でこれは、もうすでに驚くほど薄い。感覚的には、同じ屈折率１.７４の−６.００くらいしか無いんじゃないのかなぁ。これはどういう事か。
そうです。「小さい眼鏡じゃ無いとできませんよ」と言われ続けていた強度近視の方が割と普通のサイズでもかけれると言う事なんですよ。
確かに、多少厚さは出ますが、まぁ、許容できる厚さになる可能性が高い。
いや、これで −１０.００かよ。。。。出来上がりはさらに、かなり薄い。。。
これ、どうなっているかと言うと、
中心はちゃんと度数があるのですが、周辺部はわざと度数を出さないようにしてあるんですね。
シームレスのキャタラクトの反対にしてあるんですな。
こうすることのメリットはまだありまして、
左が「強度近視用レンズスリムビュー」、右が同じ度数の一般的な非球面レンズ１.７４です。
よくみると、強度近視の方がすごーーーく悩まれる、レンズ端の方の入り込みが全然違う。
左は凄く自然に見える。
それと彼曰く「右の普通の１.７４は端の方が揺れて気持ち悪い」とのこと。
そりゃそうだ。学生時代からこの方、小さいメガネしかかけた事ない彼は、端の収差の気持ち悪さを知らない。
これ、凄く無いですか？
かなり高価な強度近視薄型最適化加工ってのもありますが、あれは、そのままの度数なんで、確かに多少の入り込みの軽減はありますが、これほどのものは見たことない。
それと、ある意味安い。ズバリ１組￥22,000です。
ただし、これですね、明確なデメリットもあります。
【注意】横や上下の視野は無いので、車の運転等はできないとメーカーサイドからも取り扱い注意事項があります。
詳しくは店頭でも特に注意してご説明差し上げます。
しかし、見た目が少しでも良いなどのメリットは遥かに大きい。
強度近視でお悩みの方は、ご相談ください。
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