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眼鏡の一心堂:提携店のご案内
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ラインアート

当店は年齢幅が広いです。

下は園児から上は100歳近くの方まで、様々なお客様がお見えになります。

ホームページでは性質上そのような商品が載る事が多いですが、決して、若い人オンリーじゃありません。また、過激な商品ばかりでもありません。

しかし、眼鏡そのものにはコダワリます。


今日は、そんな中でも、女性向けに良く売れているコチラの商品をご案内します。


以前も申し上げたとおり、普通の2ポイントも置いてない事は無いですが、どちらかと言うと食指が動かない一心堂です。


2ポイント(縁無し)は「いかにレンズにかかる力を減衰できるか」という命題があります。そのため、レンズとフレームの接合箇所にナイロンやジュラコン、ポリカなどのワッシャをつけるのが常道になっていますが、これは一時しのぎに過ぎないと考えるメーカーも多数あります。

そこで、フレーム自体にバネ製の高い機構を組み込もうとするのですが、いかんせん、ただでさえ表現するスペースの少ない2ポイントの場合、この機構そのものに目を奪われてしまい、デザインがおざなりになったり、ボテっとした目も当てられない物になる事もあります。

老舗国産メーカーはオーソドックスになりがちですが、これは一味違いました。やはり、色んな角度から商品を見る事は大事です。

はい、また語り過ぎました。

とにかく写真、写真!!

Line Art XL1001 PU \49,350

なんか、横が…


ん?!テンプルがかなり複雑な形をしているぞ!!


グラデーションが綺麗ですね~。こう言った細い箇所に綺麗に色が出せるメーカーは少ないです。

それは解かるが、どうなってんだ、これ?


あー、なるほど、なるほど。


コッチから見たら、また、わかんなくなってきちゃった・・・


ああ、上から見たらよかったんですね。5本のラインが交互に交差して、独特の形状を作っていたんですね。しかし、すっごい技術だな、これ!

写真でもわかると思うのですが、これ、シャープペンの芯くらいの太さでしかないんですよ!!初見で「これ、ちょっと当たったら、溶接部から折れるよ」なんてメーカーの営業さんに言ったら、【ニヤリ】とされました。

んで、次の瞬間↓


「ねっ!!大丈夫でしょ!!」

ちょ、ちょっと、折れるって!接合部とれるって!!



あれ?!大丈夫だ。かなりグニャッと曲げても大丈夫。

実はコレには凄い秘密がありました。



眼鏡業界では快挙。

どういう意味かというと、今まで、柔軟性の高いβチタンや、形状記憶性を備えたNT合金など様々なチタン合金が、メガネ素材として使用されてきましたが、それらの素材はいずれもメガネとは違う分野で開発された素材です。その為、理想のメガネを創るには、不十分な点があることも確かでした。

そこで、このメーカーさんは、素材を一から見直した。東北大学金属材料研究所と8年がかりで生み出されたエクセレンスチタン

①従来のβチタンより高い柔軟性
②合金でしか成し得なかった形状記憶性
③形状記憶合金にはなかった優れた加工性
④形状記憶合金には無かったアレルギーフリー

なんだよ、この最強チート金属wwwこんなのアリかよwww

さらに、大阪大学の接合科学研究所、そして、ふくい産業支援センターが共同で5年間をかけ確立した、最先端の光加工技術(微細レーザ接合)。これにより、先ほどの細かい溶接部分でも。「ロウ材を使わず母体と母体を直接することによって、接合部分が鈍らない」ようになっている。

何より凄いと思えたのは、今まであった形状記憶は一本のまっすぐライン以外にやりようが無かったんだよね。だから、どうしても『テンプルに負荷はかからなくても智やモダンに不可がかかり易い』って特徴があった。

それに、溶接の関係上、あんな複雑なライン構造は不可能だった。

この二つの技術が無くて、カッコだけ真似した眼鏡作っても、あんな曲げ方したら、普通は折れるよ。


やはり、日本は、なんのかんの言っても技術立国なんだなぁ。

Line Art XL1000 PK \49,350

もうちょっとシンプルなピンクもあります。

とにかくフィット感最高!!



こんなに凄いことなのに、残念ながら、眼鏡特集とかやってるムック本やモノ雑誌なんかにゃ、ほとんど載ってない。まぁ、ああ言うのは記事も広告料かかるやつだから、しょうがないやね。




『ムック本や雑誌に載っている商品を盲目に信仰しない』

当店の矜持です。