「めがねってどうやってつくるのー」と言いながら、ちっちゃいお客さんが中を覗いてくることがあります。
しかし、加工台の上には刃物や鋭いドライバー、薬剤などがあるので、「危ないけん、コッチは入ったらいけんよー」とやんわりお断りします。
さて、今日は、ちょっと気になる加工の風景を一部ご紹介。
メガネはレックスペックスです。
デモレンズも入っていません。まずはこれの型を取るのですが、写真忘れてたーorz
その後、分解します↓
こうなります!!簡単にはずれちゃいます。
レンズの度数を確認し、光学中心にキチンとマークを入れます。
レンズはこの状態ではまだ丸のままですね。これを削ります。
レンズを削る機械に入れます。今はある程度まで自動で削ってくれます。
ヴィーーーーーーン!!!
↓
ハイ!いっちょあがり!!
って行かないんですよねーwww
特にレックスペックスの場合はカーブも結構付いているので、このまま入れたら、たいていきちんとレンズが入りません。
↓
ほらねー。ちょっと隙間が出来ている状態です。これで無理やり閉めたりすると衝撃が加わるとレンズがはずれます。
では、どうするか?↓
手で削る。超アナログ。
昨今、機械任せで全部してしまうところも多いみたいですが、微調整などは未だ人の手は欠かせません!
うちのオヤジなんかは「手で全部出来ないなら半人前」と豪語します。
そして↓
よし!ぴったりー!!
カーブがかかっているので、ヤゲンの立て方も、カーブに合うようにズラし、フレームに負荷がかからないようにします。
↓
はい、できあがりー!!
以上、こんな感じで作っていますでした!!